システム英単語、略してシス単、受験英単語の必読書の効果的な使い方


 

システム英単語は、多くの高校で使われている本だと思います。それだけ良質なわけで、有効に使えば絶大な効果を発揮します。

ここでは、システム英単語を徹底的に読み込んで、センター英語・東大英語を乗り切った私の活用法を紹介します。

 

まず、期間を大きく二つに分けます。受験勉強が始まるまでの期間と、受験勉強の期間。

前者の間は、学校でシス単の小テストをやってくれる場合が多いのではないでしょうか?その小テストを最大限に活用してください。

最大限に活用するというのは、満点を目指すことにより、英単語暗記のモチベーションアップに繋げるということです。

小テストの範囲はおそらくそれほど広範囲ではないと思いますので、前日や通学中に勉強するだけで一通り覚えられる人もいると思います。それが無理でも、毎日コツコツと勉強して満点を狙ってください。このように小テストを利用することこそが、受験勉強に入るまでの力の蓄えになります。

 

ちなみに、私の高校の場合、ミニマルフレーズの穴埋め形式での出題(アディショナル問題として、細かい事項も出題されました)で、1回あたり6~8ページが範囲でした。私は、単語を赤シートで隠しながら、ミニマルフレーズ全体を音読しつつ単語のスペルを指で書いて覚えていました。

 

また、たまには、今まで覚えてきた単語を復習するということもしてください。かなり忘れていることにショックを受けるかもしれませんが、定期的な復習によってカバーすることが大切です。

 

次に受験勉強の期間についてです。この期間はシス単全体を復習します。私の場合、何も考えずにただ、ひたすらミニマルフレーズの音読とスペルを指で書くのを1ページ目から最後のページまで繰り返していました。

初めのうちは本全部を終えるのに数日かかりましたが、慣れてくるとスペルを指で書かなくても当たり前のように頭の中でスペルを認識出来るようになり、1ページを数秒で終えられるようになります。結果、本全部を終えるのに1時間程度で済むようになりました。

 

根気が必要な勉強法ですが、確実に単語力はつきます。もちろん、東大の英文はシス単だけで事足りる訳ではありません。シス単の単語が全部頭に入っている前提で、その他の単語をインプットして臨む必要があります。

ともあれ、シス単の単語は必要不可欠な単語達なので、全部覚えられるように頑張りましょう。

 

 

 

 


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