東京大学は屈指の女子率の低さを誇ります。
全学での女子率は20%。工学部に至っては10%を切ります。
1・2年生が所属する前期教養学部各科類では、女子率は大体以下の通りです。なお、クラスは文科一・二類、文科三類、理科一類、理科二・三類で分かれているので、その区分にしました。
文科一・二類…30%
文科三類…30%
理科一類…10%
理科二・三類…20%
文系の一部のクラスでは男女比が半々になるところもあるようですが、大まかにはこのような感じです。
また、クラスに女子1人という状況にならないようにクラス分けをするので、女子率の極めて少ない理科一類ドイツ語選択では、女子0人というクラスもあります。
そして、第2外国語の選択によっても、女子率は変わります。大まかには、女子率が高いのが、フランス語・スペイン語です。文科三類フランス語などは、男女比が半々ということもあるようです。逆に低いのがドイツ語といったところでしょうか。
ともあれ、東大の女子率は極めて低いです。この状況を打開するために、東大は新たな対策を打ち出しました。
それは、地方出身女子学生の下宿サポートです。下宿する地方出身女子学生に対して、月額3万円の家賃補助を出し、また駒場キャンパス周辺のアパートを斡旋するというものです。
男女差別だ!と批判もありましたが、果たして思惑通り成功するのでしょうか?
また、推薦入試を導入したことによって、多少女子率は改善しています。推薦入試で女子を優遇した訳ではないと思いますが、学力のみで判断する一般入試よりも、推薦入試の方が女子が入りやすいのでしょう。
女子の皆さん、臆することなく、ぜひ東大を目指してみてください!