みなさん、英文を読んでいく時、何かしら書き込みながら読んでいく人が多いのではないでしょうか?
スラッシュを入れたり、丸で囲んだり。
確かに私も高校受験まではそのようなやり方でやっていました。というより、そのようなやり方で簡単に読み進められました。ただ、大学受験の問題になるとそう簡単にはいきません。1文が長くなりますし、構文がかなり複雑になります。
高校英語において完全に新しく学ぶ文法というのは分詞構文ぐらいなものですが、中学英語でやった全ての内容を1段も2段も深めていきます。その分、英語の構文は複雑になっていくのです。
そんな時、文構造を読み取るのに役立つのが[ ]( )< >です。
1つ1つ説明していきます。
①[ ]名詞句、名詞節
名詞の役割をする塊を四角括弧で括って見やすくします。例えば、[the girl running in the yard]であったり、[the castle which was built about 450 years ago]であったり。
②( )形容詞句、形容詞節
形容詞の役割をする塊を丸括弧で括って見やすくします。例えば、the girl (running in the yard)であったり、the castle (which was built about 450 years ago)であったり。
③< >副詞句、副詞節
副詞の役割をする塊を三角括弧で括って見やすくします。例えば、
これらを使えば、複雑な文構造であっても見やすくなり、整理しながら読めるというだけでなく、読み直しやすくなるというメリットもあります。
ぜひ、使ってみてください!