先日、S-BOOSTERというコンテストがあったと航空宇宙工学科の教授が授業中に話していました。
このコンテストは、宇宙を利用した新しいビジネスを提案する、というものです。
その中で大賞を獲得したのはANAの女性技術者である松本紋子さんです。
彼女は超低高度衛星に搭載したドップラーライダーを用いて気流を測定し、航空機の運航経路・高度の最適化を行う、というビジネスプランを提案しました。
宇宙ビジネスコンテスト「S-BOOSTER2017」大賞はANA女性社員が提案する”エコフライト”
なるほどなぁと思いました。アイデアを提案するだけだからもっとアイデアでガンガン押してくるものが大賞を取ったのかと思いきや、実現性もあり、経済効果もあり、それでいて、今まで誰も思い付かなかったことでした。
皆さんも少し考えてみたら意外と良い宇宙ビジネスプランが思い付くかもしれませんよ?
思い付いたことはどんどん発信していくのが良いと思います。専門家の耳に入ればその実現可能性がはっきりしますし、もし、素晴らしいアイデアだったら議論が進められるかもしれません。
宇宙産業はまだまだ未知の可能性を秘めています。そして、誰でも関わることが可能です。ぜひ何か情報発信をしてみてください!