国立科学博物館に30分だけ滞在してきた


こんにちは。
今回は、国立科学博物館について書きます。

 

1.概要

国立科学博物館は上野公園にあり、科学に関するありとあらゆる分野を網羅したような博物館です。
そして東京大学本郷キャンパスから歩いていける距離にあります。そんな近くにありながら、私はまだ1回も国立科学博物館に行ったことがなかったんです。しかも、東京大学はパートナーシップ大学だから学生証を見せれば無料で入れるにも関わらず、です(笑)。
せっかく無料で入る権利を持っているのでその権利を乱用有効に使って30分だけ滞在してきました。お金を払って入る場合もったいなくてこんなことできませんから。

2.当日の流れ

30分という限られた時間だったので、私の専門分野の展示スペースを主に見て回りました。
まず、国立科学博物館は、日本館と地球館に分かれています。
日本館では日本列島の自然と生い立ち、そこに暮らす生き物たちの進化、日本人の形成過程、そしてわたしたちと自然のかかわりの歴史を展示しています。
地球館では、地球の多様な生き物がお互いに深く関わりあって生きている姿、地球環境の変動の中で生命が誕生と絶滅を繰り返しながら進化してきた道のり、そして、人類の知恵の歴史を展示しています。
実は、3月中は、日本館の地下1階にあるシアター360で宇宙に関する上映をやっているのですが、何せ今回は時間が限られているので断念しました。
航空や宇宙に関する展示が見られるのは、地球館の地下3階と地上2階だと思います。
地下3階は、「自然のしくみを探る」というテーマで、広大な宇宙や神秘的な生命、それを構成する物質と、これらを支配する法則の探究の成果とそれに貢献した人たちを紹介しています。ここには天文学的な展示スペースがあります。
地上2階は、「科学と技術の歩み」というテーマで、江戸時代以降の科学技術が、日本固有の文化に根ざしつつ、外国の文化を受け入れながら発展してきた歩みを紹介しています。ここには、日本の航空工学・宇宙工学的な展示スペースがあります。

まず、地下3階を訪れました。

↓恒星を表面温度と絶対高光度によって分類したものです。

 

↓銀河系周辺の立体図です。右上が私達のいる銀河系。左下がアンドロメダ銀河です。

 

 

次に、地上2階を訪れました。

↓LE-5エンジン。H-1ロケットの第2段エンジンとして使われました。

 

↓はやぶさの模型です。映画の撮影に用いられたようです。

 

↓零戦です。

 

 

3.個人的感想

私が見たのは国立科学博物館のごく一部分でしたが、それでも、航空宇宙関係の貴重な展示物が多く迫力がありました。
展示スペース以外にも、例えばエスカレーターの脇がガラス張りになっていて、動いているエスカレーターの機構が見えるようになっていたりと博物館ならではの工夫があったのも面白かったです。

4.まとめ

・国立科学博物館はパートナシップ大学の学生なら無料で入れる。
・日本館と地球館がある。
・地球館の地下3階には、天文学的な展示スペース。
・地球館の地上2階には、航空宇宙工学的な展示スペース。
・エスカレーターの機構が見えるようになっていたりする。


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