東京大学工学部航空宇宙工学科の学科旅行について


 

こんにちは。
今回は、航空宇宙工学科志望の方向けに、学科旅行の概要について書きたいと思います。
こういうイベントがあるということを参考にしていただけれれば幸いです。

1.概要

学科旅行は、学科民のほとんどが参加する旅行で、3年生から4年生になる直前の3月にあります。
学科の先生も付き添いで来てくださる公式行事ですが、必ず参加しなければいけないという訳ではありません。参加しなくても良いですし、途中抜け・途中参加しても構いません。実際、私は最初の3日間しか参加しませんでした。
今年度は、3月6日~3月14日までの9日間でした。費用については全て自分で払わなければならず、全部参加すれば10万円程度のようです。

 

2.流れ

今年度の学科旅行の流れを私の体験も含めて説明します。※具体的な見学内容は、守秘義務の関係上書きません。

まず、私は3月5日の深夜、夜行バスに乗って、愛知県に向かいました。早朝、名古屋駅に着いた後、集合時間(13時頃)まで随分と暇だったので、セントレアに行ってみました(初)。滑走路と展望デッキの距離が近く、本格的なカメラを持っていたら凄い良い写真が撮れただろうな~と思いながら、スマホで写真を撮りました。

 

↓香港、ベトナム、ANAの3機

 

その後、知多運動公園陸上競技場で練習を行い、昼食は、朝倉駅の近くのお店「美濃」でひつまぶしを食べました。

 

 

午後は亀崎駅に集合して、SUBARUの半田工場を見学しました。
その晩は、飲み会がありました。一部界隈ではテニサーのノリでワイワイ飲んだりしていたのが印象的でした。

次の日は1日中三菱重工を見学しました。
午前は名誘工場、午後は飛島工場、そして夜は三菱重工の航空宇宙工学科OBの方々との懇親会がありました。

3日目午前は何もなく、午後は川崎重工の岐阜工場を見学しました。
夜は川崎重工の航空宇宙工学科OBの方々との懇親会でした。

私は、この日の深夜に夜行バスで東京に戻りました。この3日間だけなら、費用は2万円+夜行バス往復7000円程度で済みます。圧倒的コスパでした。

4日目は兵庫県の三菱電機の見学および懇親会でした。

5日目はほぼ1日フリーで夜に空路で鹿児島に向かいました。※通常ならフェリーで向かうのですが、諸事情により空路での移動となりました。

6日目は楠隼高校との交流会がありました。主に、「ARLISS」や「ひこロボプロジェクト」を経験した人がそれらのプロジェクトについて講演するといった形式です。それ以外の人は完全フリーでした。

7日目は内之浦宇宙観測所の見学で、その夜にまた飲み会がありました。

8日目は移動で、種子島の南の方まで移動しました。

最終日は、種子島宇宙センターの見学で、見学後はその場で解散となるので各自自由に帰りました。

 

3.個人的感想

私は重工メーカーへの就職を検討しているので、学科旅行最初の3日間というのは非常に密度の濃い時間でした。そして、懇親会では、私の志望する研究室から三菱重工や川崎重工に就職された方とお話できたので、非常に得るものが大きかったように思います。

4.まとめ

・大学3年生の3月
・9日間程度
・10万円程度
・SUBARU→三菱重工→川崎重工→三菱電機→移動→楠隼高校→内之浦観測所→移動→種子島宇宙センター
・参加は完全自由


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