「インターステラー」スペースコロニーについて ※ネタバレ注意


 

こんにちは。
今回は、映画「インターステラー」のスペースコロニーについて書きます。

作中では、ラストシーンでクーパーがクーパーコロニー(マーフィー・クーパーの功績を称えて名付けられたスペースコロニー)で目覚め、すっかり年老いたマーフとの再会を果たします。

このスペースコロニーについて説明します。
スペースコロニーにはいくつかのデザイン案がありますが、このスペースコロニーはシリンダー型です。
シリンダー型のデザインは1974年にジェラルド・オニールによって提案されたものです。
オニールの案では、シリンダーの直径は6.4km、長さは32kmで、一つのシリンダーに数百万人の人口を想定しています。
そして、そのシリンダーは0.55rpm(1分50秒で1回転)で回転し、地球上とほぼ同じ重力環境を生み出しています。

高校の物理を使って計算したら分かると思いますが、質量m[kg]、半径3200[m]、角速度2π×0.55÷60[rad/s]の物体に働く遠心力は、約10m[N]つまり、重力加速度は10[m/s^2]となります。

野球をしている子供がフライ性の打球を打って、斜め上の家の屋根の窓を直接割ったシーンは少し面白かったですね。


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