「インターステラー」ラザロ計画について ※ネタバレ注意


 

こんにちは。
今回は、映画「インターステラー」のラザロ計画について書きます。

そもそもラザロとは、福音書に登場するユダヤ人の男性で、イエスの友人です。
ラザロが病気と聞いてベタニアにやってきたイエスと一行は、ラザロが葬られてすでに4日が経っていることを知ります。イエスは、ラザロの死を悲しんで涙を流します。イエスが墓の前に立って、「ラザロ、出てきなさい」と言うと、死んだはずのラザロが布にまかれて出てきました。これが「ラザロの蘇生」です。

映画「インターステラー」で出てくる「ラザロ計画」は、土星近傍のワームホールを通って別の銀河にある恒星系に行き、その恒星系の12の惑星が人類の生存に適しているかを調べるために12人の先駆者を送り込み、適している場合だけシグナルを送って、自らは冬眠カプセルに入り救助を待つという計画です。
この「冬眠カプセルに入り、救助を待ち、冬眠から覚める」という過程を蘇生と見立てて、「ラザロ計画」と名付けたのでしょう。


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