「思考の整理学」(外山滋比古)のレビュー


本屋に立ち寄った時に、ふと目に留まって購入した1冊。

帯には「東大・京大で1番読まれた本」とあった。

内容は、タイトルの通り、思考の整理について。

「思考を整理するためにはこうするべきだ」とい書いてあるというよりは、故事や偉人を例にとったり、筆者の経験も踏まえながら、「思考なるものの性質」について、巧みな比喩を用いながら考察している。

どちらかというと文系目線で書かれていることが多いが、理系にとっても大いに役立つ内容であろう。

自分の思考力に自信がある人もない人も、誰にとっても必ず有益な内容であることは間違いない。

223ページの分量ではあるが、密度が濃く、じっくり読むことをお勧めしたい。

 

 


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