「マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術」 (ジーン・ゼラズニー) レビュー


大学1年生の初年次ゼミナールで航空宇宙工学科の某教授がオススメしていたので購入した1冊。

長年にわたってマッキンゼー・アンド・カンパニーのビジュアル・コミュニケーション・ディレクターを務め、さらには社を代表して欧米の一流ビジネススクールで講演を行うなどの活動を続けているジーン・ゼラズニー氏の第2作目。

ビジネスシーンにおいて、聞き手を納得させたり、同意を得たり、賛同してもらったりするためにはどのようなプレゼンテーションを行えばいいか?という内容である。

プレゼンの目的を明確にするところから始まり、ストーリーラインの作り方、プレゼン実施中の様々な技術について述べられている。

また、「聞き手のための権利宣言」という留意事項をまとめたページや、聞き手が読み取れる字の大きさの目安を示したページもあり、それだけでも、プレゼン実施の助けになるだろう。

ただ、あくまでビジネスシーンに焦点を絞った本なので、特に明確な目的のない「○○の紹介」といったプレゼンの参考にはならないかもしれない。

 


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