飛行ロボットプロジェクトで作った全翼機を墜落させてしまった件


飛行ロボットプロジェクト

航空宇宙工学科・航空宇宙工学専攻で開講されている授業に「飛行ロボットプロジェクト(学部1,2年生は主題科目「飛行ロボットを作って飛ばす」が該当)」なるものがあります。これは、半年間かけて固定翼のロボット(またはドローン)を作り飛ばそう!というものです。
希望者は、作ったロボットを使い、秋に行われる「飛行ロボットコンテスト」に出場することもできます。
この授業は、本郷での作業がメインとなりますが、駒場に通う1,2年生も履修することができます。

チーム編成

初回授業の宿題として、作りたい機体のイメージ図を描き、それを元にチーム編成がなされました。私は、全翼機を作りたい院生3人チームに割り振られました。

機体コンセプト

私達は、全翼機を作りたいということで、2通りの案を考えました。一つはBlended Wing Body(Fig. 1)のような形、もう一つはテーパー比を付けず平行四辺形を二つ組み合わせたような平面形の機体(Fig. 2)です。TAの方に聞いたところ、前者は理論上は安定性が取れても、実際に作ってみると安定性が取りにくいということなので、後者の方針で作ることにしました。

Fig. 1 Blended Wing Body

 

Fig. 2 機体のイメージ図

 

(中略)

飛行試験

最終的に機体が完成し、2回目の飛行試験で無事旋回飛行に成功しました(映像)。 しかし、3回目の飛行試験で私が操縦を誤ったため、機体は墜落して壊れました。機体の操縦は技量のある方に任せるのが一番ですね。

 


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