『トヨタ物語』(野地 秩嘉 著) レビュー


2018年出版の『トヨタ物語』について簡単にまとめます。

内容

トヨタ自動車の歴史や関係者のインタビューをまとめたノンフィクションです。
トヨタ自動車ができる前の豊田自動織機時代から始まり、戦時中・戦後のトヨタの歩み、トヨタ生産方式が徐々に形になっていく過程、カローラの発売やアメリカ進出など、トヨタ自動車の歴史をまとめています。
インタビューによってトヨタ自動車で働いている人達や働いていた人達の生の声を交えながら書かれているので、特にリアリティーがあります。

しかし、本の中心内容としては、「トヨタ生産方式」、これに尽きます。

感想

今の大企業トヨタ自動車があるのは、戦前から地道に泥臭く、常に危機に直面し常に危機感を持ってやってきたからだということがよく分かりました。
その過程で、トヨタ生産方式というものが構築され、絶大な効果を発揮しましたが、この生産方式を定着させ広めていくのは並大抵のことではなかったということを感じました。
本の中では、トヨタ生産方式とはどういうものか、どういう誤解をされがちか、そして、どのように生産現場に定着させていったのかが、クドいくらい詳しく書かれていました。

おすすめの人

①トヨタ自動車で働いている人
もう一度会社の歴史を見直すことができます。
②トヨタ自動車を志望している就活生
トヨタ自動車がどのような社風の会社で、どのような人材が適しているのかをしることができます。何よりの企業研究になります。
③(メーカーに限らず)自分が働いている会社にムダが多いと感じている人
トヨタ生産方式は、生産現場以外にも応用可能です。この本を読むことで、ムダをなくすヒントを得られると思います。


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