ある説明会で、戦略コンサルティング会社の説明を聞いた時に、この説明は分かりやすいと思ったので、それを書き下します。
“仕事に何を求めるか”という観点で7つの項目を考えます。それぞれの項目について、戦略コンサルという仕事に対する評価をします。
富を得られるか
評価:?
サラリーマンとしてはかなり高い給料を貰えるが、自分で会社を経営している人に比べれば大したことはない。労力に対するコストパフォーマンスも悪い。
知的好奇心を満たせるか
評価:◎
短いスパン(3か月等)で様々なプロジェクトに関われるので、新しい物事に常に触れていられる。また、その新しい物事について頭をフルに動かして考え続けることができるのも魅力。
成長できるか
評価:◎
戦略コンサルティング会社で最高位の役職であるパートナーでも、日々学び、日々成長している実感があるという。また、歳が20以上離れている大企業の役員に提案をしたりするので、人間として成長できる。
地位を得られるか
評価:✖
“パートナー”や”シニアコンサルタント”といった肩書はあくまで役割であり、偉いという訳では全くない。
権力を得られるか
評価:✖
クライアント企業の戦略を立案するといっても、権力を得る訳では無い。最終的な決定権はクライアントにあり戦略コンサルタント側に権限はない。
社会貢献できるか
評価:?
“社会貢献”の定義によってはできる。戦略にリストラを盛り込むこともあり、これが原因でクライアント企業が大規模なリストラをすることもある。これも社会貢献と割り切ることができるのであれば、社会貢献はできる。
人脈を得られるか
評価:◎
クライアント企業のエースと戦略会議を行ったりするので信頼関係が構築できる。