レビュー

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『ホモ・デウス』(ユヴァル・ノア・ハラリ) レビュー

  • 2019.01.15

    前作の『サピエンス全史』は、人類の歴史に焦点を当てていたのに対して、『ホモ・デウス』はそれを踏まえた上で人類の将来を予測している。 『サピエンス全史』を先に読んでいればより理解が深まるが、『ホモ・デウス』だけで完結するように書かれているので、これだけで十分楽しめる。 上巻では、筆者が人類の将来を予測する上で前提となる『サピエンス全史』での説をまとめている。 下巻では、こ […]

「サピエンス全史」(ユヴァル・ノア・ハラリ) レビュー

割と話題になっていた本だったので、大学の書籍部で購入。 人類史を全く新しい切り口で捉えた本。 上巻では、人類の誕生から文明が発達していく過程を、下巻では、近代文明の特徴をメインに考察されている。 この本のメインの主張の一つは、「人類文明の発達は虚構の構築によるものである」ということだ。 狩猟採集を行っていた時代から、農耕革命が起こり、何千何万の人々を統率するためには、神話・法典・国etc…といった […]

「未来の記憶」(エーリッヒ・フォン・デニケン) レビュー

  • 2018.11.05

ドキュメンタリー番組で取り上げられることもある「古代宇宙飛行士説」。 一時期この古代宇宙飛行士説に興味を持っていたので、この説を有名たらしめた「未来の記憶」をメルカリで購入した(絶版となっていたため)。 1970年頃に登場した「古代宇宙飛行士説」とは、古代に地球外部から何者かが飛来し我々人類に影響を与えた、とする説で、この説によって人類文明における不可解な謎(やオーパーツ)の多くが説明可能であると […]

「ダンケルク」(ジョシュア・レヴィ―ン)

  • 2018.10.30

  たまたま本屋に立ち寄った時に、ふと目に留まって購入した一冊。 クリストファー・ノーラン監督の映画「ダンケルク」では描き切れなかった部分まで詳細に記されたノンフィクション小説。 イギリス以外の国ではあまり知られていないダンケルクにおけるダイナモ作戦(撤退作戦)。その全貌が描かれている。 前半では、イギリスを中心とした当時の関係国の国内情勢と、開戦から連合国側が劣勢に立たされるまでが書か […]

「サイバネティックス 」(ウィーナー) レビュー

  • 2018.10.28

  航空宇宙自動制御第一という授業で、先生がオススメされていた本。 1947年に初版が発行され、今もなお科学界に大きな影響を与え続けている名著である。 動物における神経系と機械における制御方式を対比させつつ細かく解説している。 数式を多用することもできる内容ではあるが、第3章「時系列, 情報および通信」以外では、ほとんど文章で解説されている。 第9章「学習する機械, 増殖する機械」では、 […]

「マッキンゼー流 プレゼンテーションの技術」 (ジーン・ゼラズニー) レビュー

  • 2018.10.15

大学1年生の初年次ゼミナールで航空宇宙工学科の某教授がオススメしていたので購入した1冊。 長年にわたってマッキンゼー・アンド・カンパニーのビジュアル・コミュニケーション・ディレクターを務め、さらには社を代表して欧米の一流ビジネススクールで講演を行うなどの活動を続けているジーン・ゼラズニー氏の第2作目。 ビジネスシーンにおいて、聞き手を納得させたり、同意を得たり、賛同してもらったりするためにはどのよ […]

「スラスラわかる C++」(矢沢 久雄) レビュー

  • 2018.10.12

  卒業研究で用いる遺伝的アルゴリズムがC++で書かれているため、その勉強のために購入した一冊。 大学の授業でRuby、Pythonを軽く学び、学科の新人研修でC言語をの少しだけいじった程度の経験しかなく、C++については全くの初心者だったため、書籍部に並んでいるC++の本の中で最も簡単そうなものを選んだ。 C++初心者だけでなく、プログラミング初心者にも分かるように、かなり丁寧な説明が […]

「思考の整理学」(外山滋比古)のレビュー

  • 2018.10.09

本屋に立ち寄った時に、ふと目に留まって購入した1冊。 帯には「東大・京大で1番読まれた本」とあった。 内容は、タイトルの通り、思考の整理について。 「思考を整理するためにはこうするべきだ」とい書いてあるというよりは、故事や偉人を例にとったり、筆者の経験も踏まえながら、「思考なるものの性質」について、巧みな比喩を用いながら考察している。 どちらかというと文系目線で書かれていることが多いが、理系にとっ […]

劇場版名探偵コナン ゼロの執行人 レビュー【ネタバレ注意】

  • 2018.04.20

  先日、劇場版名探偵コナン ゼロの執行人を観てきました。以下はそのレビューです。 1.レビュー 前評判としては、昨年の「から紅の恋歌」ほど世間で盛り上がっている印象はないものの観に行っている人も多いという感じでした。 映画が始まると開始早々に爆発! さすがスポンサーからガス会社が外れる劇場版は毎度派手です! そこからのオープニングは劇場版22作中最もアレンジが加えられている印象でした。 […]

「インターステラー」重力ターンとは ※ネタバレ注意

  • 2018.03.26

  こんにちは。 今回は、映画「インターステラー」の重力ターンについて書きたいと思います。 重力ターンという言葉は、実はあまり使われておらず、「スイングバイ」と呼ばれていることのほうが多いです。 このスイングバイとは、宇宙船が惑星の近くと通過する時に惑星の重力を利用して宇宙船の速度の向きと大きさを変化させることです。 このスイングバイを上手く用いることができれば、宇宙船の推進剤を使うこと […]