ALESS・ALESAは無意味な科目なのか


東大の1年次にある必修科目の1つとして、ALESS・ALESAというものがあります。

理系はALESSで、文系はALESAとなっています。

これは、既存の論文を読み、新たな疑問を提起し、自ら研究方法を考え、研究し、考察し、発表し、論文形式にまとめあげる、という過程を全て英語で行う授業です。

英語の先生(外国人の先生がほとんどです)が、或る研究フェーズの授業を行い、それに沿って、毎回課題が出され、それをやってきた上で次の研究フェーズに移る。というのを繰り返します。最終的には、研究成果の発表を行い、さらに、数千語の論文チックなものを完成させて提出することになります。

 

大変そうに見えますが、実は、大変です。

与えられた課題をこなし授業に出ていれば単位は来ますが、よりクオリティを上げようと思うと際限がないのです。

 

この授業の存在意義には賛否両論あります。

1年次に英語で研究させてどうするんだ。どうせ4年になるまで研究なんてやらないし、ましてや、英語で研究なんて。英語で論文書かないといけなくなる頃には、1年生の時にやったことなんで全部忘れてるはずだ。

といった否定的な意見も結構あります。

私は、実践英語が苦手なりに頑張って良い評価が来たので、別にあっていいとは思いますけどね。

真剣にこの科目の将来的な効果を考えたら、要らないのかもしれません。

 

 

 


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